• Chromebook™ で仮想デスクトップを含めたクライアント管理をすべてクラウドへ

    2016.01.06

    M³DaaS

    Chromebook™ で仮想デスクトップを含めたクライアント管理をすべてクラウドへ

    前回のコラムに引き続き、Chromebook のお話をしたいと思います。
    新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)では、現在DaaS/VDIと組み合わせて Chromebook をご提案しています。ここで少し Chromebook の取り扱いを始めた背景をご紹介します。

    次世代のパソコン Chromebook

    企業にDaaS/VDIのご提案をする中で、よくご相談されるのが端末の話です。DaaS/VDIを導入した場合、iPadや Android などのスマートデバイスからMacなどのWindows以外のパソコンまで、技術的には販売されているほとんどの端末が利用可能になります。
    ただ、日本ではDaaS/VDI を導入した場合でも、従業員の個人所有の端末を業務利用(BYOD)に許可している企業はまだ少なく、会社支給の端末で業務を行うのが一般的です。
    会社支給の端末を考えた場合、管理性やセキュリティ、コストなどを考慮しなければならず、端末の選択肢は絞られてきます。その中で選択される第1候補の端末がシンクライアント端末となり、実際、DaaS/VDIの導入に合わせて多くのお客様がシンクライアント端末を導入しています。
    簡単に言えば、シンクライアント端末はOS部分の機能を絞ったPC端末。また、同じような端末として”ゼロクライアント”がありますが、私はシンクライアントの1つの種類であり、違いは以下(表1)のイメージで分類しています。

    表1 シンクライアントにおける違いとメリット・デメリット

    種類OSメリットデメリット
    シンクライアント Windows Embedded
    • Windowsのアプリが利用可能
    • 機種が豊富
    • パッチなどの対応が必要
    • ウィルス対策が必要
    • 専用管理ツールがない
    ゼロクライアント 独自OS
    • 設定・管理が簡単
    • 起動が早い
    • セキュリティが高い
    • 専用の管理ツールがある
    • Windowsのアプリが使えない(例:VPNアプリ)
    • 購入メーカーが限定される
    • 機種が少ない(ノートパソコンは特に少ない)

    シンクライアント端末の悩み

    シンクライアントを検討するにあたり、生じる悩みをいくつかご紹介します。

    1.思ったほど安くない

    デスクトップに設置するボックス型のシンクライアントは非常に安価で、導入の効果が高い端末です。しかし、最近では外出用などのためにノートパソコン型のシンクライアントを採用する企業が非常に増えています。ボックス型のシンクライアントと同様に、安くなるイメージで情報システム部の方は考えていますが、実際ノートパソコン型のシンクライアントの見積りを取得すると通常のPCと同額か、場合によっては高いことがあります。

    2.希望に合うシンクライアントが見つからない

    ノートパソコン型のシンクライアントについては、CPUなどのコンピュータスペックに加え、重さや大きさなど持ち運び性も選定の基準になります。しかし、通常のノートパソコンのように、販売しているベンダーや種類が多くないため、希望するスペックがなかなか見つからないということがあります。

    3.OS選択のジレンマ

    シンクライアント自体の管理性を高めたい場合は、管理の容易性やセキュリティが担保しやすい独自OSのシンクライアントやゼロクライアントなどがお勧めです。しかし、VPNなどのアプリモジュールがサポートされていないなどの側面があり、シンクライアント端末自体のOSを何にするかは大きな悩みとなります。

    4.ローカル作業の対応

    シンクライアントに移行した場合、基本はDaaS/VDIからの業務利用が前提になります。ただ、一部の社員の中にはネットワークがない環境(飛行機の中や地下など)で仕事する場合もあり、一時的にローカルで仕事をしたいなどの要望が想定されます。通常のパソコンであれば、オフラインで業務をすることは可能ですが、シンクライアントの場合、オフラインの作業対応が難しいため、代替策を考える必要があります。

    シンクライアントとしての Chromebook

    第3の選択肢として、「 Chromebook 」をご紹介したいと思います。
    Chromebook は、シンクライアントのような利用も一般的なPCのような利用も可能です。Chrome管理コンソール( CMC )を使うことで制御を集中管理でき、シンクライアントより柔軟性の高い端末といえます。また、価格も実売3万円台から販売されており、CMCの費用と含めても、初期費用で4万円台から購入可能です。
    詳しくは、前回のコラムをご覧ください。

    シンクライアントとしての Chromebook

    仮想デスクトップを含めたクライアント管理をすべてクラウドへ

    NSSOLでは、DaaSを含めたクライアント管理全体でソリューションを展開しています。DaaSと Chromebook + CMC によって、クライアント管理をすべてクラウド化し、クライアント管理における情報システム部の運用負荷の削減を実現していきたいと考えています。

    Google および Chrome 、Chrome OS 、Chromebook は、Google Inc. の登録商標または商標です。

    執筆:新日鉄住金ソリューションズ株式会社
    ITインフラソリューション事業本部
    事業企画推進部 プロフェッショナル
    新堀 徹

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